『年代物の蓋付き四段重ね蒔絵菓子箪笥』はセカイモンでf80530754568から出品され、100の入札を集めて 今までに、18921.00円で落札されました。即決価格は18921.00円でした。決済方法はに対応。京都府からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
蓋付き四段重ね蒔絵菓子箪笥です。
紐が通された外箱に、上部に引き出し、その下に蓋付き四段重ねの蒔絵菓子箪笥が収められています。
天然木に(色)漆塗り、上蓋と四段重の身(容器)には見事な蒔絵が金色他で描かれています。上蓋には蜻蛉と蝶が優雅に、身に描かれた花は牡丹と菊でしょうか。
菓子箪笥は、箪笥に入れられた干菓子(ひがし)を茶席の客人たちが取り回して楽しんだり、雛祭りなどで箪笥に干菓子を入れて楽しんだりなどに使われていたもので、引き出し型や重箱型、明治頃までは、漆器に蒔絵や漆絵などの加飾が施された洗練された蒔絵菓子箪笥が多く製作。これら当時の蒔絵菓子箪笥は、今日では美術漆芸品と評価されています。
菓子箪笥は、今も、茶席で作法に従って使われることがあるようです。
出品の菓子箪笥は蒔絵の加飾が施された重箱型(外箱付き)のものです。自宅保管品で、全体を収納する箱はありません。製作時期、用途、使用状況などは不明。目立つほどではありませんが、欠け(写真14)や細かな線キズ、塗りに曇(くもり)やハゲ(写真16)、紐にクセや劣化などが見られます。具体的製作時期は分かりませんが、外観から年代物であることは十分にうかがえます。
外箱と四段重の隙間は、四段重が飛び出さないように狭く、外箱から取り出す場合は、四段重を揃え、後ろから押出し前に引出します。引っかかる場合は、上蓋をまず取り出し、続いて上段より順番に、少し持ち上げ取り出します。
大きさ(㌢)重さ(㌘)はおよそ次の通りです。
数値上は外寸(縦×横×高)/重、下は内寸(縦×横×深)。
【引出】
13.3×15.4×3.1/92
12.4×14.6×2.5
【上蓋】
13.3×15.3×0.7/88
【上段】
13.3×15.3×3.7/105
12.6×14.7×3.1
【中上】る
13.3×15.3×4.1/115
12.6×14.7×3.5
【中下】
13.3×15.3×4.1/118
12.6×14.7×3.5
【下段】
13.3×15.3×5.3/132
12.6×14.7×4.7
【外箱】
13.3×16.5×24.3/
重さ332(全体982)
年代物の蓋付き四段重ね蒔絵菓子箪笥です。目立ちませんが年代相応の傷みはありますが蜻蛉蝶や牡丹菊の蒔絵は見事に残されています。漆器をお手入れの上活用され、蒔絵を味い下さい。
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Update Time:2025-07-21 19:28:31